在シドニーのナチュロパス、前田アンヌのブログ です


by naturopathic_view

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続シャンプーのはなし

今回も前回に引き続き、シャンプーの話題で盛り上がりたい。

オーストラリアには老舗の大手新聞がいくつかあるが、正統派とスマートカジュアルの中間を行くポジションで、記事もシャープで面白い「シドニー・モーニングヘラルド」は地元の人気紙だ。

このヘラルド紙の土曜特別版にコラムを連載する、ABCラジオパーソナリティー/作家のリチャード・グローバーが、何年か前に「2ヶ月間シャンプーをいっさい使わない」という実験を自ら行なったことがある。

コトの発端は、たまたま会ったイギリス人ジャーナリストの一言。
「君、知っているかい?シャンプーってのはな、ぼったくりなんだ。あれはシャンプー会社の陰謀で、本当はなくてもいいんだぞ。」

陰謀かどうかはともかく、過去20年ぐらいシャンプーを使用していないという彼の頭は、特にべたついた様子もなく、むしろふさふさで健康的な様子。
よく考えてみれば、シャンプーが人類史上に登場してせいぜい80年から90年。
それまでは石鹼かお湯ですませていたし、しかも毎日のように使うものではなかった。
いったいいつから皆こんなにシャンプーを使うようになっちゃったんだろう?

「やっぱりボッタクリなのかも。シャンプー会社のマーケティングにマンマと乗せられていたのか俺は!」という思いがこみ上げてきたリチャードに、イギリス人は面白い提案をした。

「試しに2か月間、シャンプー断ちをしてみたまえ。まず頭をお湯で濡らしたら、シャンプーをしているつもりでごしごしマッサージをするんだ。最初の2、3週間は、過剰に皮脂分泌をする癖のついている地肌が油を出し続けるから、ちょっとベトベトするぞ。それもしばらくすれば落ち着いてくるし、2ヶ月もたつ頃には皮脂分泌が正常に戻る。髪はさらりとして、地肌は自然ないい匂いになる。」
決定打は「抜け毛、薄毛はシャンプーをやめると良くなるぞ」という一言だったらしい。

リチャードはすぐさま行動を開始、自分のラジオ番組『ドライブ』で「シャンプーはぼったくりなのか? 2か月間シャンプー断ちに挑む!」と特番を組み、体当たりで実験を開始した。
その日の状況は、毎日番組で逐一レポート。
これがリスナーに大評判となった。

賛否両論含め番組は連日おおいに盛り上がり、すごいことに「面白そうだから自分も一緒に試したい!」というリスナーからのメールが殺到。
局側は、2ヶ月間シャンプーなし実験のチャレンジャー同士がコミュニケーションしたり、自分の体験談をアップできる特別サイトを立ちあげ、番組はさらに盛り上がった。
途中経過はヘラルドのコラムにも掲載され、チャレンジャーは続々と増えた。

2ヶ月後の結果はさまざま。
リチャード自身は、「なんだか髪が健康になったような気がする。油っぽさも結構抜けたし」
チャレンジャーは圧倒的に男性が多かったようだ。
「なんだかよくわからなかった」という人もいたが、「薄毛がしっかりしてきた」「朝まくらに落ちている抜け毛が少なくなった」「前よりふさふさしてきたたような気がする」と結果はおおむねポジティブ。
短髪の男性はヘアスタイルも女性程気にしなくてもいいし、比較的やりやすかったのでは?

勇気ある若い女性のチャレンジャーは、最初の2週間について「カビが生えたスパゲッティーが頭にのっているみたい」とリアルなコメントを。
悶絶しそうなカユミに2週目で挫折した人も、もちろんいた。
その一方で2ヶ月間頭をひたすらひっつめて頑張り通した強者OLも。
最終的には「なんだか髪が元気になったみたい」と喜んでいる人が圧倒的で、「やっぱりこんなにシャンプーする必要なかったんだ」という事に落ち着いたようだ。

実は、私も当時チャレンジをした一人である。
学生でおかねもなかったので、シャンプー代がかからないなら大歓迎と挑戦したのだ。
結果、私の地肌は「自然ないい香り」にはならなかったけれど、間違いなく自然なサイクルで皮脂の分泌がされ、髪はつやつやと健康になったように思う。

さらにありがたい事に、一回買ったシャンプーが以前より長持ちするようになったため、安い大手の市販品からちょっと高いけれど質の良いオーガニック製品に変えることもできた。
髪が健康になるとお得なのだ。
いや、健康でいること自体がお得なのだ、と実感した。
これは結果として、かなり嬉しいことだ。

あの実験ブームから何年もたつが、写真で見る限りリチャード・グローバーの髪はまだしっかりしている。彼はあのイギリス人のようにシャンプーをすっぱり断ったのだろうか?
ちょっと知りたいところだ。

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by naturopathic_view | 2010-05-14 22:37 | クリニック
好評につき浜松町にて追加開催決定です!
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あなたの知らない野菜の世界

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普段省みる事はないけれど、私達が元気に健康でいられるための縁の下の力持ち、野菜。
身近で当たり前すぎるその存在ゆえに、彼らの素晴らしいパワーについては軽視される傾向もなきにしもあらずです。

そこで今回のセミナーでは、日常ではあまり触れられることのない野菜の素顔に接近!
薬効、旬の野菜の味わい方、おいしいレシピ、最新バイオテクノロジー、農薬の抜き方などを中心に、野菜にまつわる歴史と共にレクチャーを展開します。
自然農法・有機農法・一般の農作物のちがいを食べて実感する試食コーナーもあり!
野菜について体感できる楽しいセミナーです。

★もちろん、野菜と雑穀たっぷりのおいしいランチ付きです★

今日から野菜が愛しくなるかも!ぜひご参加下さい。

******************************

【日時】  6月8日 火曜日 10:30〜13:30 (申込み締め切りは6/5です)
      6月16日 水曜日 11:00〜14:00 (申込み締め切りは6/13です)
      6月30日 水曜日 10:30〜13:30 <会場は浜松町です>
【場所】  マザーアース有限会社(大井町線等々力駅徒歩3分)
      東京都世田谷区中町2−1−15  
      
      *6/30浜松町会場はマザーアースまでお問い合わせください。  

【講師】  前田 アンヌ (オーストラリア公認ナチュロパス)

【参加費】 お一人様 4,800円(当日のランチと雑穀スイーツ込み)

【定員】  7名  (定員数が少ないのでお早めにお申し込みください。)

【お申し込み・お問い合わせ】マザーアース有限会社 
お問い合わせフォームでどうぞ。
■電話 03-5758-8397

*ランチメニューは、雑穀エキスパート長谷川のりこさんによる手作りカフェ風ランチです。

★ランチ付きのセミナーの当日キャンセルにつきましては、参加費の50%をキャンセル料としてチャージさせていただきますのでご了承ください。
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by naturopathic_view | 2010-05-14 17:37 | セミナー情報
こちらのセミナーは閉め切りました。パーソナルレクチャーは受付致しておりますので、ご希望の方はマザーアースまでお問い合わせください。
はじめてのホメオパシー 
物理の向こう側の自然療法


18世紀の後半にドイツで始められた同種療法ホメオパシー。
カラダに起きる様々なコンディションに、最小限以下のリメディー服用で望ましい改善へ導く現代の補完代替医療のひとつです。
でも、もっと具体的にはどういうものなのでしょうか?

今回のセミナーでは、ナチュロパシーでもよく利用されるホメオパシー療法を、リメディー作りの実演もふくめて、わかりやすく実践的に解説します。

もちろん、おいしくて雑穀たっぷりの美しくなるランチ付き!

さまざまな自然療法について知識を深めたいかた、ホメオパシーにトライしてみたい方、ぜひご参加下さい。

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【日時】  5月11日 火曜日 10:30〜13:30 満員御礼
      5月19日 水曜日 11:00〜14:00 満員御礼
      6月2日 水曜日 10:30〜13:30 満員御礼 
          
【場所】  マザーアース有限会社(大井町線等々力駅徒歩3分)
      東京都世田谷区中町2−1−15     

【講師】  前田 アンヌ (オーストラリア公認ナチュロパス)

【参加費】 お一人様 4,800円(当日のランチと雑穀スイーツ込み)

【定員】  6名  (定員数が少ないのでお早めにお申し込みください。)

【お申し込み・お問い合わせ】マザーアース有限会社 
お問い合わせフォームでどうぞ。
■電話 03-5758-8397

*ランチメニューは、雑穀エキスパート長谷川のりこさんによる手作りカフェ風ランチです。

★ランチ付きのセミナーの当日キャンセルにつきましては、参加費の50%をキャンセル料としてチャージさせていただきますのでご了承ください。
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by naturopathic_view | 2010-05-14 14:02 | セミナー情報