在シドニーのナチュロパス、前田アンヌのブログ です


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猫が覗き見に来るの巻

12月16日にナチュロパシー療法について東京でセミナーを行うことになり、資料作りに明け暮れる今日この頃です。

今日もひとりMacBookにむかっていると、あれ、知らない猫がガラス越しにのぞいている?!
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こういう顔つきの猫は絶対に撫でさせてくれそうもない雰囲気が漂います。

なにもされないな〜とわかると一安心し、ガーデニング用長手袋とスリッパの上でちょっと昼寝に。
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ガラス越しだとぼんやりした丸いかたちしか見えない猫。

1人で仕事をしているのに1人じゃないというのは、へんな感じ。
何となく外を伺うとまだ寝ている、、、。
そのまま仕事を続けるけど、なんだかいい気分、タイプする指もさくさく進むような。
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しばらく寝てから奴は起き上がりちょっと庭を散策してから帰って行きました。

資料もなんとか出来上がり、今日は猫の監視ものと仕事がはかどりました。
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by naturopathic_view | 2008-11-29 15:00 | Coffee, Tea, or Me
東京・広尾にある工房にて、ROUGE -赤-をテーマにした小さな展覧会が開催されています
b0157197_12101314.jpg様々なジャンルのアーティストの作品がシンプルで暖かい空間に、まるでいつもそこにあるように居心地良く展示されていました。
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これは染色家SRさんのぬくもりのある赤いコースターセット。
(実は、色のヴァイエーションはいくつもあって赤だけじゃなくいろんな色もある)
彼女の色出しはどの作品も独特で、シンプルななかにため息の出るような繊細なテイストがいつも織り込まれているのです。

b0157197_1292011.jpgやさしい赤がスプラッシュされた草色によってスパイシーな印象に。
同じくSRさんの作品。
色を見せたいからこの写真は拡大してあるけど、実はこれマフラー。
あったかそうなウールの感触も良いので、つい何度も手で触れてしまった。
(でも作品って触っちゃいけないんだよね、ごめんなさいSさん)

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左はガラス造形作家TAさんの作品。

彼女の赤のバリエーションも素晴らしかった。
薄紅、マジェンタ、そして南仏のロゼワインのようなさわやかな赤など、、、。

実物は、もっと思わず手に触れたくなる、透明でありながら熱を発散していそうな作品なんだけど。
ガラスを上手く撮るのは難しい。

クリスマスギフトで、美しく使いやすく、さらに少しひねりの利いたものを探したいという方、展覧会と作品の販売は12月23日まで行っているそうです。
場所などはこちらの工房親さんのサイトでチェックしてみてください。

写真のSRさんとTAさんの作品は、カフェココンでもブラウズできます。

生活を美しく彩る器、布、ガラス、家具など、ここのサイトの品々は、見ているうちにほんとうに全部欲しくなってしまいます。
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by naturopathic_view | 2008-11-23 01:50 | Coffee, Tea, or Me

続・ご隠居R

今週,ブログ「ナチュロパスの目」は、管理人NVのオーストラリアー東京間移動にともない、ちょっと模様替えをした。

ここをよく訪れてくれる方々の中で、「あれっ、じゃあオーストラリアのクリニックはどうなったの?クライアントさんやご隠居Rは?」と疑問をもたれた方が少なくないようで、ページの変更以後さっそく質問を頂いた。

私はしばらく留守にしているけれど、オーストラリアのクリニックはちゃんと営業している。
こっちに来る前に手持ちのケースはある程度区切りをつけ、留守中は地元の懇意にしていたナチュロパスが必要なときにクライアントへのフォローアップをしてくれることになった。

そうは言っても、今まで通ってきてくれたクライアントの皆さんにとっては、今までのように簡単に、頻繁に来れない訳だし、何かと不便をおかけすることになる。
心苦しいものである。

しかし、私の東京行きを彼らに告げたとき誰ひとり文句も言わず、それどころかたくさんの励ましを頂き、次のコンサルテイションが何ヶ月も後になることも快く受け入れてくれた。

そして、ご隠居Rは家族を挙げて送別会を行ってくれた。

送別会はちょっと大げさかも?
だってオーストラリアには家もあるし、今後しょっちゅう帰るって来るのだから。

そう言う私に彼は、「年取ると、明日何が起きるかわかんないからなあ。やっておこうと思う時、出来るときになんでもやっちゃった方が良いんだ」。
と、真面目な顔でそう言うのだ。

一瞬ほろりとするが、ご隠居Rは年寄りであるという事実を使って、人を説得するのが実に上手い。
以前、彼のこのテクニックに負けて、地元の洋蘭同好会に半ば強引に入会させられた私。
会合に行ってみたら、そこはほとんど「お達者クラブ」の世界で、会員の若返りを図りたいというご隠居の計略に私はまんまとはまったのである。
その後、会員の無料健康相談まで受けるはめになった。

ご隠居Rは町外れの広い敷地に、完全有機農法の野菜畑と果樹園を所有している。
元花屋だから勿論植物に詳しいし、出会った当初は亜熱帯に位置するこの町で庭作りをするためのノウハウを、いちから教えてくれたものだ。

送別会当日はよい天気で、奥さんのLは張り切っていろいろ料理してくれた。
各自手料理を一品持参して、続々と車で到着する彼らの子供たちとそのパートナー、そして孫たちと、総勢20人の楽しい大パーティーとなった。

さて、盛り上がってきたパーティーの半ばで、家族会議が突然始まった。
あれ、ご隠居Rが議長になって、3ヶ月後に2度目の結婚をする娘Mのセレモニーの段取りを決めているではないか。

どうやら、家族の意見がてんでバラバラで、電話で取りまとめるのは無理と業を煮やしたご隠居R&Lは、私の送別会を口実にとりあえず全員集めて話し合う機会を作っちゃおうということだったらしい。

なかなかまとまらない家族会議を尻目に、そろそろ行かないと、とさよならの挨拶をしたところ、「で、いつ帰ってくるんだ?え、そりゃあ結構すぐだな。じゃあ次にきたときワタシの薬草チンキ、また持ってきてくれんか?」

隠居Rは一筋縄ではいかないのである。

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表情がちょっとカタい隠居Rと自慢の豆。
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by naturopathic_view | 2008-11-18 20:52 | クリニック

BIG ISSUE 日本版

ビッグイシューに日本版があると知ったのは、ごく最近。
表参道ベンダーのイシヅカさんから最新号を買ったときだ。

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(写真がひどくてごめんなさい、でも見た目どんなかわかるよね?)

シドニーに住んでいた頃、CBDからインターシティでブルーマウンテンの自宅に向かう電車の中でいつも愛読していた懐かしい雑誌である。

グローバルな時事問題を、アメリカの視点で編集されるNews***kなんかよりよっぽど幅広く扱っているうえ、雑誌の視点は弱者の立場に立ちながらも常に中立であるという姿勢を崩していない。

ビッグイシュー日本版では、私の好きな雨宮処凛の連載エッセイも入っていて、毎号続きを読むのが楽しみになってきた。

ビッグイシューが世界の各地で発行されているその理由は、このブログを読んで頂いている方々のなかで、もうご存知の方もたくさんいらっしゃると思う。

この雑誌の収入の約半分が販売人(ベンダー)の収入になるのだ。
その日多く売れれば、リサイクルのアルミ缶を集めるより割がいいし、なにより雑誌の販売は立派な仕事である。
その意識が、彼らの社会復帰へ向けてのアクションを大きく後押しするのは言うまでもない。

しかし、ビッグイシューの果たす役割は、単に路上生活を送る人たちのその日ごとの生活補助ではない。
読者の社会に対する意識改革を促す上で、その意味はもっと大きいのだ。

私自身、個人で事業を起こしており、仕事の依頼がなければ無収入の身である。
日本の社会がきしんでいるのは誰でも知っているし、その機能は少しずつ停滞していく一方だ。
今後、なにか予想もつかないことが起きたとき、自分だっていつか路上で生活することになるかもしれないのだ、と思う。

この社会が抱えるビッグイシュー(大きな問題)は決して他人事ではない。

ビッグイシューサイトアクセスはこちらです。
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by naturopathic_view | 2008-11-17 14:06 | Coffee, Tea, or Me

美味しそうな野菜たち

Au Sein Des Femmes Japon オッサンデファム〜女性の乳房と健康を守る会〜設立発表会懇親会でのケータリングは有機野菜を使ったお料理の数々。

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なんてことのないただの蒸し野菜の串刺しなんだけど、プレゼンテーションと上に乗ったゆずみそで「野菜さま」と呼びたくなる一品に変身しています。
味も満足でした。

表参道ヒルズにて。
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by naturopathic_view | 2008-11-16 02:44 | Coffee, Tea, or Me

Herbal Therapeutic Massage

Herbal Therapeutic Massage is especially effective for conditions such as:

Muscle soreness, pre & post sports
Lumbago/ sciatic pain
Stress, tension
Joint stiffness
Menopause related muscular-skeletal problems


Various massage techniques, such as remedial, swedish, shiatsu and craniosacral technique, accelerate herbal actions and give a deep relaxing treatment, easing physical and nervous tension.

Session Fee
 90min  ¥11000
 60min  ¥7500
 30min  ¥4000


ALL INQUIRIES FOR MASSAGE AND BOOKINGS, PLEASE CONTACT TO:
naturopathic_view@excite.co.jp
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by naturopathic_view | 2008-11-16 00:36 | Remedial Massage
Naturopathy treats health conditions by utilizing the body's ability to heal and regain balance.

Naturopath assist the healing process through incorporating nutrition, medical herbalism, homoeopathy and massage, based on the patient's individual needs.

She/he is trained to employ safe and effective natural therapies that will support and stimulate the healing power of nature in the gentlest, least invasive and most efficient manner possible.

Naturopath aim to educate, empower and motivate the individual to assume more personal responsibility for his or her health by adopting a healthy attitude, diet and lifestyle.

Confidentiality is assured by the ATMS CODE OF ETHICS at BALANCE Naturopathic Practice.
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by naturopathic_view | 2008-11-16 00:15 | What is Naturopathy?

Naturopathic View Profile

Anne Maeda (ND)

Providing therapeutic intervention services to people of all ages, using nutrition, medical herbs, homoeopathy and remedial massage at CREATIVE THERAPY Naturopathic Practice in Sydney, Australia.

Anne specialises in:
• Nutritional analysis and dietary advice for healthy eating and/or anti-aging
• Introducing easy, healthy, tasty Japanese diet for each condition
•Allergy and allergic/sensitive skin management
•Arthritis and joint mobility issues

Anne has completed a four-year full-time Advanced Diploma in Naturopathy at Nature Care College in Sydney. She is qualified and experienced Naturopath (ND) in Australia, and also has been involved with a Mother Earth Ltd which fairly trade Sheabutter from local women's group in Ghana to Japan.

As a promotion director of the company, she had been organized and lectured in various seminar and workshop about fair-trade, natural/organic lifestyle, and naturopathic self-care in Tokyo, Japan. The seminar and workshop is continuing in Sydney as well.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 CREATIVE THERAPY Naturopathic Practice
 
 The Clinic Address: c/o Nature Care Clinic
 52 Nicholon Street, St. Leonards, NSW 2065
AUSTRALIA

 ★ Appointments: 02 8423 8444
 ★ email: creativetherapy@optusnet.com.au

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by naturopathic_view | 2008-11-15 23:51 | Profile(English)
前田アンヌ(まえだあんぬ)

東京出身。
20代前半はヨーロッパ、アメリカを旅して過ごす。
約8年のOL生活を送った後、オーストラリアNSW州の自然医療の専門大学で4年間学ぶ。
大学卒業後、オーストラリアでナチュロパスとして開業。
アレルギーや慢性疲労性症候群など、慢性疾患を中心として様々なコンディションを抱える人たちの相談を受けてきた。

大学在学中は、ブルー・マウンテン市の自宅でリメディアルマッサージ・クリニックを開業する傍ら、認知症・アルツハイマー病・自閉症・ADD・脳性麻痺・脳卒中患者を介護する仕事で生計を得ていた。

2008年から拠点を東京に移動。
マザーアース有限会社のプロモーション・ディレクターとして、ガーナ産フェアトレード未精製シアバターの営業企画に携わる。
自然療法セミナーを定例開催し、健康について知識を深めたいあらゆる人のために、わかりやすくてすぐ役に立つナチュロパシー的ヘルシーライフを提案してきた。

教えることも大好きながら臨床の現場に戻りたい気持ちがつのり、2011年よりオーストラリアに帰国。
母校のクリニックの片隅で、クリエイティブ・セラピー ナチュロパシック・プラクティスを開業する。

コンサルティングでは、メディカルハーブ、栄養学、ホメオパシー、ボディーワークを折衷して使い、
その人にあわせた、たったひとつのトリートメントプランを一緒に創り上げてゆく。

からだの自然治癒力を目覚めさせてゆくプロセスは、その人の人生をも変えうる味わい深い旅のようなもの。
旅は道連れとも言うけれど、袖すり合うも多生の縁。

あの人ともう一度旅に出たい、と思ってもらえるようなナチュロパスでありつづけたいと願いつつ、今日もシドニーの空の下で暮らしている。


モットー ”Happy Go Lucky"、”一期一会”
好きな言葉 “人間の尊さは、自分を苦しめることにある” 坂口安吾
好きな作家 ジャック・ロンドン、レナード・コーエン、エミリー・ディッキンソン、
      トルーマン・カポーティ、吉村明
好きな植物 はるにれ

AUSTRALIA
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 CREATIVE THERAPY Naturopathic Practice
 
 The Clinic Address: c/o Nature Care Clinic
 52 Nicholon Street, St. Leonards, NSW 2065

 ★ Appointments: 02 8423 8444 (English Only)
 ★ email: creativetherapy@optusnet.com.au

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by naturopathic_view | 2008-11-15 23:46 | ナチュロパスの目プロフィール
前回の投稿で触れた、入浴剤クナイプについて、もうちょっと深く突っ込んで行こう。(最初に断っておくが、私はクナイプ社の回し者という訳ではないんです、商品は愛用しているけれど。)

浴用剤クナイプの創始者のひとり、セバスチアン⋅クナイプはバイエルン州の神父さんだったのが、水療法の第一人者としてその名前が知れ渡り、最終的には自然療法ムーヴメント創始者の1人と言われるようになった人である。

現在の折衷的なナチュロパシーのかたちは、彼が提唱した‘全体を治癒する主要五原則’というコンセプトから派生していると言い切っても間違いないだろう。

ちなみにこの5原則とは:
1.水療法
2.薬草療法
3.運動療法
4.食事療法
5.サイコロジカル・バランス、健康な心と身体を保つことの重要性

これを見ると、ナチュロパシーの現在の形にかなり近い。

1892年にベネディクト・ルストが結核らしき病を患ってアメリカからドイツに帰国した際、クナイプ神父による自然療法を施され健康を回復し、これがきっかけで本人が自然療法の世界にどんどんはまっていった、というのは有名な話である。

ルストが1986年に再びアメリカに渡航した頃には、彼はクナイプ神父の提唱する自然療法を普及する広報役になっていたから、完全にはまったわけである。

クナイプ神父が亡くなって100年以上も経つが、彼の水療法は現在でもドイツのクナイプ・スパで医師によって治療に利用されており、特に免疫システムを強化し病を防ぐ効果が認められている。

また、The International Kneipp Associationという団体は(個人開業の医師たちによって構成されている)ドイツを中心にヨーロッパで16万人の会員を持ち、クナイプ式の水療法を治療に使っているそうだ。

現在のテクニックはクナイプ神父のオリジナルよりも、少し発展していているらしい。アプローチも病気の治療よりも予防の側面が強いようだ。
基本は、日本のお風呂みたいにただ熱いお湯にずっとつかるというのではなくて、冷水と温水を交互につかるのだという。

これをドイツで実際やった友達がいるのだが、彼女は冷水のみの療法をトライした。
この冷水がちょっとひやっとするなんてものではなく、「つ!め!たー!!!」ぐらいの勢いでほとんど痛みを通り越し感覚がなくなるぐらいの冷水だったとか。
ところがその後水からあがって、足が信じられないくらい暖まってきた。
冬だというのにその日一日足だけはぽかぽかだったらしい。

さて、この神父さんはクナイプブレッドという全粒穀物パンでも有名である。
が、正確に言うと、パンに関してはどういうわけかノルウェイでだけ有名である。
多分すごく身体にいいパンなんだろうけれど、味としての評価はまっぷたつに別れるそうだ。

でも、ちょっと食べてみたいかも!?


追記(21/11/08)
クナイプ神父の水療法について、環境ジャーナリストの村上敦氏による素晴らしい記事を発見したので、ぜひこちらまでアクセスしてみてください。
奥深いクナイプ水療法のもっと奥深い世界がわかります。
私が検索した英語と日本語の解説の中で一番詳しかったです。

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by naturopathic_view | 2008-11-11 22:45 | ナチュロパシーのルーツを探る