在シドニーのナチュロパス、前田アンヌのブログ です


by naturopathic_view

カテゴリ:クリニック( 53 )

「ナチュロパスの目」にお越しいただきありがとうございました。

2017年8月現在、「ナチュロパスの目」は,
クリニックの新しいHP上で「続・ナチュロパスの目」として継続しております。

ご興味のある方は,


まで、どうぞお越しください。




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by naturopathic_view | 2017-08-08 16:49 | クリニック
新年あけましておめでとうございます。

さて、久しぶりのお知らせです。

2014年2月7日よりブロードウェイのWholesomeから新しいクリニックに移ります。

Wholesome Wellness Clinic は、2013年12月のWholesome Natural Health Market閉店に伴い、 Doctor Earth Bondi Junction Wellness Clinic に移転することになりました。

クリニック自体は1月2日から新たにオープンしましたが、前田は1月いっぱい夏期休業中のため、新年の診療は2月7日から開始します。

診察日は毎週金曜日と隔週の日曜日です。
診察料、テストメニュー等は以前と同じですが、今年からイリドロジーが加わります。

新しいクリニックでお会いできるのを楽しみにしています。

2014年がみなさまにとって実り豊かな素晴らしい1年となりますように。
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by naturopathic_view | 2014-01-10 20:01 | クリニック

ブログ休止のお知らせ

2008年からつらりつらりとエキサイトブログで続けてきた「ナチュロパスの目」なのですが、今後のお知らせや記事は、HPのブログ機能を活用して行くことにしたいと思い、エキサイトのほうは休止することにいたしました。

個人的にもなかなか愛着のあるサイトなのですが、このほど開業場所が変わったことなど環境の変化に伴い、パーソナルタイムにパソコンに向かうことが難しくなったためです。

個人開業から少し大きなウェルネスチームに移動し、活動形態が今までとは大きく変化しました。
でも、個人ではできなかったことが、大きなクリニックではできるわけで、この変化をありがたく嬉しく受け止めています。

今までこのブログに立ち寄ってくださった方、大変ありがとうございます。
これからは、anneville.comの方へどうぞお越し下さい。

やはり、つらとつらりと記事更新をしてゆくと思います。。。。!

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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by naturopathic_view | 2012-09-28 17:14 | クリニック
「ホリスティック」という言葉は、90年代以降日本でもよく使われるようになったと思う。

語源の英語Wholeは、全体の・まるごとの、あるいは完全である様をさす。
頭のWを取り除いたHolism/ホリズムは、全体論的哲学/全体観を意味する名詞。
その形容詞がHolistic/ホリスティックである。

ホリスティックであるということは、全体観をベースとした考えのもとにあるということだ。
簡単にいえば、個々の総和が単純に全体となるわけではない、というセオリー。
だから本来の姿を知るためには、それを形作る要素を多角的にとらえ相互関係とバランスに注目する。

いろいろな意味で使われる言葉だけれど、オーストラリアではナチュロパシーをはじめ現代自然療法はホリスティック・メディスンの考えを土台にしている。

ところで、言葉の頻在化に反しナチュロパシーのセミナーで最も多い質問は
「ホリスティックっていったいどういう意味なのでしょうか?」

ポピュラーな割には理解されていないのかと思えど、そういう自分も学生時代はなんのことだかよくわかっていなかったのだ。

「ナチュラルとどう違うのでしょうか?
ナチュロパシーってホリスティックとナチュラルが一緒になったものなんですか?」
という素朴で正直な質問も多い。

このふたつは重なり合うところが大変多いけれども、同じではない。
ナチュラル/自然であることは、人の手が加えられていない個々の有り様なのに反し、ホリズムは観念/理論である。

ホリスティック性とは関係のない自然療法は、例えば宗教的文化的見地からすれば、たくさんあるのだ。

ホリスティック・メディスンでは、個人の性質・気質における自然な有り様に沿い、さらに文化・民族・環境・宗教・信条/信念・世代などの要因も考慮しながら個人全体に何が起きているのか・何が影響し合っているのか根本を探ってゆく。
その上で、個人の自然治癒力を生かした治療を行う。

様々な要因が、関連し影響し合うなかで個人が成り立つという考えだから、すべての要素が大切とされる。

また、ホリスティックであるということは、対象となる個人の明暗や形をあるがままに受け入れてゆくことでもある。

さて、私自身が「ホリズム」について考え始めたきっかけは、自然療法の大学に入学するさい求められた「あなたにとってのホリズムとは何か」というタイトルで2000字程度にまとめよという課題であった。

まずは参考文献から定義を探りリサーチをし、どうやら書き上げたものの、実は何のことだかまったくわかっていなかった!

この課題は、自分にとっての、という個人的経験値がポイントだった。
文献を読むより自分を掘り下げることが必要だったのだ。
どちらにせよ答えに関わりなく、問いかけること自体に意味を持つ。

自分という全体は何から出来上がっているのだろう?
身体、心、精神、感情、信念や哲学、魂、家族や親戚、産まれ育ったところ、自分の方言、世代、人間関係、教育、経験の数々、一人の人間を形作る要素は数知れない。
不必要はなにもなく、すべて大切な全体の一部なのだ。

つながり合い、影響しあい、同じ星を構成し生きている。
不完全でも全体として完璧な、人間ておかしな生き物だ。
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by naturopathic_view | 2012-06-25 12:11 | クリニック

有機的な無機質の世界

STUDY DAYの今日は、ミネラル/無機質についてさらってみました。
興味のあるかたとシェアしよう、ということで一部をエントリーです。

「有機的な無機質の世界」

炭水化物、タンパク質、脂質のようなマクロ栄養素と違い、ビタミンやミネラルとなると数も多い。
ビタミンはまだしも、ミネラルはカルシウム以外その重要性を知るチャンスも少ないかもしれない。

個々のミネラルの解説はしないけれども、全体としてなぜ重要なのか、について考えてみたい。

ミネラルの機能はいろいろあるけれど、大まかにはこの3つ:

1.構造的 骨、歯、結合組織、細胞膜の構造に必要。大きな分子構造を安定させる。

2.電解質 細胞間の浸透やpHバランスの調整。エレクトリカル・グラディエントが起こる際、細胞膜を安定させる

3.代謝 生体代謝過程と細胞機能のほとんどに関与。酵素をアクティベートする。

要は地球上のどんな生き物のどの細胞も、生きるため=生体代謝のためにはミネラルが必要なのだ。

体液のコンポジション、血液や骨の形成、補酵素機能、正常な神経組織の維持、心筋を含む筋肉の動きの調整、成長、自然治癒、エネルギー生成など、身体が正常に機能するためのこれらの働きはすべてミネラルが関与している。

正常な体内酵素の活動にはミネラルが必要だし、ミネラルは酵素の存在によってそのポテンシャルを何万倍にも高める。

例えば、ひとつの鉄の分子は触媒酵素カタラーゼの存在によって、代謝スピードを秒速で50から10万倍まで上昇させることができるのだ。

人間の身体から主要な酵素をすべて取り除いたら、2日もかからず死んでしまうという。
酵素がひとつかけても代謝が困難になるのは、アルコール分解酵素をあまり持っていない飲み助の例をイメージするとわかりやすい。。
(ミルクシェークが大好きな乳糖分解酵素欠乏の人とか、かわいそうだ)

それぐらいならまだリバースも効くが、フェニルケトン尿症のように先天的酵素異常によって、フェニルアラニンの代謝が阻害され起こる疾病などは、早期に手を打たないと神経系統に異常をきたしてしまう(新生児スクーリーニングがあるのでフェニルケトン尿症は早期発見されるようになっています)

さて、ミネラルとひとくちにいってもいろいろあり、体内での要求度が高いものからマクロ、マイクロと分けられる。

マクロミネラル (体重に対するパーセンテージが高い順)
Ca, P, K, S, Na, Cl, Mg

マイクロミネラル (Mo以下はさらに微量)
 Fe, Zn, Se, Mn, Cu, I, Mo, Co, Cr, F, Si, V, Ni, Sn

このほかは水銀など重金属がある。

ミネラルは通常陽にチャージしたイオンの金属と、陰にチャージしたイオンの非金属に分けることができるが、それぞれ単体で働くことはなく、相性のいいイオン同士が合体して機能する。

この時の相性のいいイオンというのはお互いが正反対であり、陽イオン金属は陰イオン非金属と引き合う。

例えば、マグネシウムMg++は陽にチャージしている金属で、陰にチャージした非金属リンP-と合体しリン酸マグネシウムとなり、マグネシウムの吸収・排出の調整・酵素活動・神経と骨格筋系機能・エネルギーの生成などに関与していく。

全てのミネラルはこうしてカップリングして活動するのだ。

もちろん、マグネシウムがペアを組むのはリンだけではない。

カリウムKはリンPとくっつくと神経系統に働くペアとなるし、硫酸Sとくっつけば炎症効果を発揮するペアとなる。

だから、ミネラル不足の症状によっては、同じカルシウムでもリン酸カルシウムがいいのか、クエン酸カルシウムやカルシウムキーレートの混合がいいのか微妙に変わってくる。

一般によく言われる、カルシウムとマグネシウムは体内で活動するのに適応した比率がある、という話。

Ca2:Mg1のサプリメントが市場では多いけれど、いろいろな人が違った説(1:1から4:1まで!)を提唱している。


個人のからだは身体的精神的環境的要因によってユニークであり、十人十色。

これらの説もホリスティックに生化学解析すれば、当てはまらない人はたくさんいる。

その人の身体全体を考えた時にどうなのか、だからミネラルの吸収に必要なビタミン、マクロ栄養素の状態、運動、ストレス、環境、精神状態、消化の状態などをしっかり見ていくことが大切。

でも基本の考え方としては、必須ミネラルにおいては特に、体内のミネラル濃度や蓄積量が多すぎても少なすぎてもだめ、疾患の原因になる。

ミネラル不足の多くは偏った食事から、逆にミネラル過剰の多くはサプリメントから起きる。
重金属の過剰は、そのミネラルによるけれど生活環境や土壌、水質などをチェックする必要がある。

また、ひとつのミネラルが過剰な場合、それだけが問題ということはあり得ない。
そのミネラルが上昇する他の理由があり原因がある。

健康維持のためなら総合ビタミンとミネラルのコンプレックスを毎日とるのがいちばん無難で、目的に沿って働いてくれる。

健康に何の問題もない人は、この上にミネラルを上乗せする必要はない。

それでもカルシウムやマグネシウムをサプリで補いたい理由がある場合、どちらも服用量によって循環器系の薬に干渉する可能性があるため、主治医か栄養学に精通している医師/管理栄養士に相談すること。

食品からビタミン/ミネラルをしっかるとるなら生野菜ジュース、冬ならスープや鍋からとるとよい。
ただし、加熱などによる酸化のロスを考えて、新鮮な材料でさっと作ってすぐに食すこと。

くたくたに煮込むと、せっかくたくさん野菜を入れて一生懸命作っても、ミネラルによってはそんなに何時間も生きられない。
(亜鉛は次の日のスープにはもう存在しないと思っていい)

骨の健康を考えた場合、クリニックで最初にアドバイスするのはこの3つ:

1.体調に合った定期的な運動を週に30分最低3回行う(骨や筋肉を強くするには運動以外にない)
2.消化に合ったタンパク質を少量/頻食する(骨の原料はタンパク質、カルシウムではありません)
3.一日30分ぐらい日光に当たる(カルシウムの代謝には活性型ビタミンDが必要)

自分の過去の経験では、1から3にまじめに取り組んだ患者さんは、3ヶ月もしないうちに全員身体強度が上がっている。

オカネもかからず、すぐにできて、とても効果がある。





 
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by naturopathic_view | 2011-11-11 11:12 | クリニック
最近不眠気味で、というエントリー「ナチュロパスの目催眠療法を受けるの巻」はなかなかの反響があった。
(たくさんの共感メッセージありがとうございました、一人じゃないって本当だね!)

病気としての不眠症は、眠れない夜の連なりが大きな固まりになったもの。
その根にあるのはほとんどがストレスであり、さらなる不安や心配を呼んで眠りを脅かすのだ。

不安や心配は交感神経を起こしてしまうため、身体は眠りモードから抜けてしまう。

これに拍車をかけるのは、小腹がすいたから、あるいは気持ちを落ち着かせるための夜食。
後でトイレに行きたくなる原因にもなる。

また、眠れないからといってパソコンに再び向かう、また携帯を触り出すのも逆効果。
読書のほうがまだ刺激が少ない。

ちなみに私の場合、こういうNGリストをくまなく実行して不眠になっていた。

人間、願望があってその達成を願えば、そのプロセスで欲求不満は大なり小なり起きる。
ストレスは知らない間にたまってゆくのだ。

たまったストレスは、少しずつ自分の生活習慣を変化させる。
それまで「たまに」しかしないことが、気づけば習慣に早変わり。

寝る直前までパソコンで仕事がらみのリサーチをし、フェイスブックをチェックしながら、つぶやき、夜中12時にお腹がすいてアーモンドバターとハチミツをたっぷりと載せたトーストをほおばる。

そして朝はできるだけ遅くまで寝るのだ。
これで自分に夜寝るなと言っているようなものである。

さて、ブログでは、催眠療法を受けた体験について書いているのだが、催眠にかからなかった私は自分のトリートメントに取りかかるはめとなった。

我が家はワンルームで全てが一緒になっていることが、不眠に大きく影響していた。
私のように狭い家に住んでいる方に、参考までに少しご紹介したいと思う。

■仕事場と休む場所を完全に分ける。
■仕事のものはいっさい寝るスペースに持ち込まない。
■仕事場と休む場所ではインテリアの色を変える。家具や小物等。
■仕事場と休む場所ではライティングを変える。休む時にだけつけるライトを購入。
■ベッドの向きを変え、休む場所から仕事場が見えないように配置。
■仕事が終わったら、机に物をいっさい置かない。
■朝は8時までに起きる、夕食は夜8時までにとる
■週に最低3日以上はしっかり運動する(ちなみに私は90分のパワーヨガ&ウォーキングX3/7)
■夜10時を過ぎたらパソコン、携帯、TVはオフ
■就寝前にベッドで30分瞑想

まずは5感から脳に刷り込みを入れていくのだ。
自然療法ではハーブやサプリを使うので、ハーブは飲まないの?と質問を受けることが多い。
でも、原因を突き止めて、自分の行動を変化させることで改善するなら何も飲まなくても済む。

上記の方法をきっちりトライして、まだ眠れないという人はあまりいないはず。

さて部屋のセッティングを変えてから仕事の集中力も上がり、すんなり休めるようになった。
以前に比べれば早く眠れるようになったし、眠りが楽しくなったようにおもう。

日本はこれから秋深まるとき。
心ゆくまで眠りを楽しめるよう、あれこれ工夫をしてみてはいかが?


メールマガジン「マザーアースの輪」2011年10月27日vol.52、コラム「ナチュロパスの耳」より
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by naturopathic_view | 2011-11-03 14:53 | クリニック

水曜日はSTUDY DAY

シドニーで小さく小さく開業している「クリエイティブ・セラピー自然療法クリニック/CREATIVE THERAPY Naturopathic Practice」は毎週水曜日がお休みです。

=私のオフということなんですがいわゆる休日ではなく、STUDY DAY/学びの水曜日、と決めています。


水曜日ばかりはクリニックの雑用もしないし、何でもいいから勉強する日。
主に自分の専門分野における知識のアップデートに当てていますが、気分や体調によっては「人生を学ぶ日」「人から学ぶ日」にも。

対象が何であれ、そこから学び取るという姿勢を強く意識するのが私の毎週水曜日なのです。


クイーンズランドで開業していたころ、自分のクリニックは火曜から土曜の9時から6時まで診療、日曜日と月曜日がお休みでした。

当時は配偶者がいたので、彼のスケジュールにあわせ二人の時間を確保することは大切でした。
休日と平日夕方5時以降は診療も仕事もしないという、家族のキマリがありました。
それだけでなく土曜診療も午前中だけにして、午後は家の用事にまわすことも頻繁だったのです。

当時は週に平均20人ぐらい診ていたのですが、ケースについて勉強する時間が足りないと常に感じていました。

最後の患者さんを見送ったあとその日のリビューと雑用を大急ぎですませ、ディナーの支度と家族の時間に当てるわけですが、やり残した感が残存し個人的にゆっくりできないのです。

余裕があるようでいて、オン/オフのバランスはよくありませんでした。


普通の開業医/GPは一日20人ぐらい診ることもあるでしょうから、それと比較すると時間はありそうなのですが、ナチュロパシーでは問診時間が長いだけでなくケースリビューにも時間をかけます。

その合間に、新しい治療に関する文献に目を通したり、次の治療に使えそうなセミナー資料の復習、検査結果の分析とトリートメントプロトコルの見直しなどしていると一日はあっという間に終わってしまいます。

じっくり勉強に取り組める一日があればなあ、というのは当時の切実な願いだったのです。


人はそれぞれ自分だけのシステムがあり、それに沿っていると暮らしやすく生きやすい。

明日にまわせること、今日終わらせておきたいこと、Study Day にじっくり取り組みたいこと。

自分の場合、翌日も朝からサクサク仕事に取りかかれるようトピックをオーガナイズして一日が終わると、とてものんびりできます。


いま、St Leonards では夜8時まで診療するし、Glebeでもフレキシブルに予約を受けていますが、自分のシステムを意識して動いているのでバランスは良く、オン/オフの切り替えは難しくありません。

また、Study day があると思うと、たとえ夜9時に仕事を終えてものんびり感が違うのです。

お休みとは違うStudy Day、仕事のクオリティーをキープする大切な一日です。


さて、今日は水曜日。

朝は新しくできたカフェで、先日の皮膚疾患セミナー資料のおさらい。

午後は五感を澄ませて少し瞑想。
学びの対象がやってくるのを待ってみたいと思います。
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by naturopathic_view | 2011-11-02 12:42 | クリニック
なんだかんだでノビノビになっていたウェブ作りがついに終わり、クリエイティブ・セラピー自然療法クリニック公式ブログがめでたくオープンいたしました。
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検索エンジンの網にたくさんかかるタイプではないですが、探してくださるかたの手の届くところにいられるようになったことで、ひとまずほっとしております。

「ナチュロパスの目」は今後もゆるく続行してゆきますので、どうぞいつでも遊びにいらしてくださいね!

ウェブサイトで書ききれないこと、オーストラリアやシドニーのこと、ナチュロパシーのこと、暮らしのことなどは、つれづれにエントリーしてゆきたいと思っています。

実際開業していると、診察に関わることで書けないことがたくさんあります。

例えば治療で使うハーブやサプリメントの詳しい内容。
患者さんとのやり取りなども。

いろいろなことが日本と事情が異なるため、公開ブログ上では慎重に記述するべきところがやはりあります。

もし、こんなことが知りたい、という具体的な質問があれば、フェイスブックやメールで直接承ります。

そんな時は、どうぞお気軽にお寄せください。


Anne Maeda (ND)
Creative Therapy Naturopathic Practice
URL: http://www.anneville.com.au/

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by naturopathic_view | 2011-10-29 20:51 | クリニック
紫外線を肌で受けることにより体内で生成されるビタミンDの別名は、サンシャイン・ビタミン。

マザーアースのシアバター愛用者なら、天然のビタミンDが微量成分に含まれていることをすでにご存知のことと思う。

活性型ビタミンDは、皮膚の細胞で受容体と結合し、皮膚のタンパク質を正常に機能させることにより肌のダメージを防ぎ修復に一役買う、まさに私たちのサンシャイン。

これまで抗酸化ビタミンの花形A、E、Cと比較すると、ちょっと地味な印象だったD。

それが、5、6年前ぐらいから世界の栄養学会は、がぜんビタミンDに注目をむけている。


ビタミンDは脂溶性、ビタミンと名のつくものの、ホルモンとしても機能するため2つの顔を持つ。

カルシウムとリンの吸収と利用に必要とされ、子供の歯や骨の正常な発達には特に欠かせない。

もちろん骨粗鬆症や変形性関節炎予防にも活躍する。


効果はさらに続く。

 ★筋肉の収縮を助けることから疲労から守る

 ★脈拍の調整をする

 ★乳がんや大腸がんなど抗がん作用がある

 ★免疫機能を促進

 ★正常な血液凝固を助ける

 ★正常な甲状腺機能に不可欠


現在まで、ビタミンDの受容体を持つヒューマン・セルタイプは約60、200以上の遺伝子がビタミンDと関与することが明らかになっている。

さらに、今年the journal Diabetes Careに発表されたメルボルン病理学研究所の研究によると、高服用量のビタミンD投与によって2型糖尿病の発症リスクを最大38%もおさえることができることがわかってきた。

さあ、このすばらしいサンシャイン・ビタミン。

うまく太陽から受けるこつは?

肌をナチュラルに紫外線から守るには、はやりシアバターがベスト!
日頃から天然の保湿剤をしっかりと補給し肌そのものの免疫を強化、健康と保っておくことが大切。

顔や首など紫外線を受けすぎると問題になる部分はサンブロックで守る。
手足は、夏なら早朝や夕方に20分から30分、冬場は暖かい時間にサンルームなどで30分程度さらす。

アメリカの調査では、肌のメラニン色素が濃いほど、ビタミンD生成に時間がかかることがわかっている。
(アフリカン・アメリカンの場合、アングロサクソン系に比べ、6倍も時間がかかるそうだ)

紫外線が真皮に到達してから活性型ビタミンDを生成するまで20分、シアバターの紫外線保護効果はSPF6(SPF1は20分の保護効果)なので、時間配分を考えて、自分の肌色に合わせたスケジューリングを計るといい。

これから寒くなる日本、暑くなるオーストラリア、どちらにせよサンシャインビタミンはうまくゲットしたい。


*8月29日発行vol.50マザーアースの輪コラム「ナチュロパスの耳」より
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by naturopathic_view | 2011-10-28 11:12 | クリニック
普段極力避けている自分の不健康ネタだけれども、今回すこしだけ書いてみたいと思います。

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私は、自分の身体を客観的によく知っている。

仕事柄、と言われればそれはそうなのだけれど、一夜にしてそうなったわけではなく、過去20年程の、おとなになってから体験したいろいろな疾患を経て知るようになったのだ。

自分にとって、おとなになることはダークな味を覚えることだった。
本来体質的にはアルコールはまったく受け付けないし、タバコもアレルギーがあるのだけれど、おとなになりたての「子おとな」にそんなことはいっさい通用しない。

25歳までハイライトを一日一個きれいに空にするヘビースモーカーだったし、アルコール分解酵素を持っていない割にはワインを一夜にして2瓶空けるお酒好きでもあった。

昼より夜が元気で、日が暮れると体力も精神力もアップするような気がしていた。
(後にそれは気のせいだったと気がついた)

人間関係もドロドロ、その中の自分はドラマクイーンであり、腹黒くもあった。

精神的なストレス量も含め、身体がこれ以上通常の状態を保てない場合、身体に症状がでることが多い。
26歳頃の自分の場合、ひどいアレルギーや、神経系の疾患になって出た。

さらに何年かし、ある日腰から肩甲骨に向かって激痛が走り、息ができなくなったと思ったら膵臓炎になっていた。
膵臓炎にかかったことのある人は知っていると思うけど、卒倒する程内蔵が痛くなる。
意識を失う直前に、うわ、これはひどい終わりだ、と思った。

ちなみに自分の入院は家族も含め誰も知らず、起きた時に友達は一人もいなかった。
自分の味方をしてくれる人と、ちゃんと人間関係を結んでいないツケが来たのだ。

幸い死にはしなかったものの、肝機能は恐ろしいほど低下し、全身の皮膚は黄色を通り越してネズミ色に変色した。

ここまで来ると、厚化粧で隠そうがグッチやプラダの服で着飾ろうがもはや手遅れ。

しかも中身腹黒く外見ネズミ色ではダークすぎる。

こんなになってまで自分がすがっているものはなんだったのだろう?
それでも、それは自分が大切だと信じていたもの、楽しく、くつろげ、愛されていると思っていたものに囲まれていたのに。

それなりに好きなことして生きていたのに、どこからおかしくなったのだろう?
でも今の生活を捨てることはできない。
だってそれが私の幸せなんだから。

しかし、自分の身体が出した答えは明確な「NO」である。

自然が出す答えは常にシンプル/SIMPLEだ。
でも、それはけして楽/EASYではない。

答えはいつだって自分の目の前にある。

でも私はその答えが好きではなかったのだ。
だから他のオプションを求めてその後何年もあちこち探しまわった。

渋谷ロフトで落としたコンタクトレンズを、船橋ララポートへ探しにいくように超無意味。

小さい時に両親から「人の嫌がることをしてはいけません」と言われた人は多いと思うけど、「自分が本当に嫌がることをしてもいけない」のだ。

そして何が自分の「本当」なのか、その答えは常に身体にある。
身体は心の入り口なのだ。
身体をよりよく知ることは心の声を聞くこと、身体の手入れをすることは心を整えること。

手入れが進んで初めて、さらに奥底の自分と向き合う準備ができてくる。

自分がどうにかせねばならん、と思った日から体力的に復活するまで約5年。
アルコールといい関係を保てるようになったのは30代に入ってから。
その後、オーストラリアでミネラル代謝異常が発覚し、過去8年は自分で症状をマネジメントしている。

自分自身、非常に要領が悪く、格好も悪く、生きるのが下手で、様々なことに機能しない、癒されるべき一人の人間である。

生きていても、あまり意味がないと考えたこともある。
後に、自分が知らないことがあまりにも多いことに気づき、人生を知ることも見ることもなく終わるより、いのちの随まで生き切ってみたいと思うようになった。

私が今こうしているのは、産んでくれた人たちと生かしてくれる人たちがいたから。

でもそれ以上に、自分が自分なりの、不健康なりの健康を追求しようと心に決めたからだ。
自分の健康の定義は人と違っていい。
誰がわかってくれなくても、自分でわかっていればそれでいい。

今日もそう思って自分にいい選択をひとつする。

たぶん明日もそうする。

あなたの明日も、そうであってほしい。
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by naturopathic_view | 2011-10-05 21:48 | クリニック