在シドニーのナチュロパス、前田アンヌのブログ です


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「サンシャイン・ビタミン!」

紫外線を肌で受けることにより体内で生成されるビタミンDの別名は、サンシャイン・ビタミン。

マザーアースのシアバター愛用者なら、天然のビタミンDが微量成分に含まれていることをすでにご存知のことと思う。

活性型ビタミンDは、皮膚の細胞で受容体と結合し、皮膚のタンパク質を正常に機能させることにより肌のダメージを防ぎ修復に一役買う、まさに私たちのサンシャイン。

これまで抗酸化ビタミンの花形A、E、Cと比較すると、ちょっと地味な印象だったD。

それが、5、6年前ぐらいから世界の栄養学会は、がぜんビタミンDに注目をむけている。


ビタミンDは脂溶性、ビタミンと名のつくものの、ホルモンとしても機能するため2つの顔を持つ。

カルシウムとリンの吸収と利用に必要とされ、子供の歯や骨の正常な発達には特に欠かせない。

もちろん骨粗鬆症や変形性関節炎予防にも活躍する。


効果はさらに続く。

 ★筋肉の収縮を助けることから疲労から守る

 ★脈拍の調整をする

 ★乳がんや大腸がんなど抗がん作用がある

 ★免疫機能を促進

 ★正常な血液凝固を助ける

 ★正常な甲状腺機能に不可欠


現在まで、ビタミンDの受容体を持つヒューマン・セルタイプは約60、200以上の遺伝子がビタミンDと関与することが明らかになっている。

さらに、今年the journal Diabetes Careに発表されたメルボルン病理学研究所の研究によると、高服用量のビタミンD投与によって2型糖尿病の発症リスクを最大38%もおさえることができることがわかってきた。

さあ、このすばらしいサンシャイン・ビタミン。

うまく太陽から受けるこつは?

肌をナチュラルに紫外線から守るには、はやりシアバターがベスト!
日頃から天然の保湿剤をしっかりと補給し肌そのものの免疫を強化、健康と保っておくことが大切。

顔や首など紫外線を受けすぎると問題になる部分はサンブロックで守る。
手足は、夏なら早朝や夕方に20分から30分、冬場は暖かい時間にサンルームなどで30分程度さらす。

アメリカの調査では、肌のメラニン色素が濃いほど、ビタミンD生成に時間がかかることがわかっている。
(アフリカン・アメリカンの場合、アングロサクソン系に比べ、6倍も時間がかかるそうだ)

紫外線が真皮に到達してから活性型ビタミンDを生成するまで20分、シアバターの紫外線保護効果はSPF6(SPF1は20分の保護効果)なので、時間配分を考えて、自分の肌色に合わせたスケジューリングを計るといい。

これから寒くなる日本、暑くなるオーストラリア、どちらにせよサンシャインビタミンはうまくゲットしたい。


*8月29日発行vol.50マザーアースの輪コラム「ナチュロパスの耳」より
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by naturopathic_view | 2011-10-28 11:12 | クリニック